「マッチングアプリ」詐欺アプリ、サクラアプリの特徴と見分け方

詐欺アプリは数が多く具体的にアプリ名を名指ししてたらキリがないので、詐欺アプリに共通しやすい特徴をまとめました。

1度覚えてしまえば詐欺サクラマッチングアプリに引っ掛かる事はなくなるので、少し面倒でもぜひ最後まで読んでいただきたいです。

●サクラとは?●
運営が架空の人間を演じさせる為に雇った人材を指します。
(援デリなどの業者やキャッシュバッカーは別枠扱いにしています)
↓援助デリ業者の詳細はコチラ↓
↓キャッシュバッカーの詳細はコチラ↓

詐欺サクラアプリの見分け方 マッチングアプリの危険な思い込み

まず最初に多くの人が誤認してしまっている危険な思い込みを3つ挙げておきます。

アプリランキング上位にも詐欺アプリがあります。
GoogleやAppleのAppStoreのランキングに上位表示されているから安全とは限りません。
DL(ダウンロード)数を基準にしているだけなので、ランキングの10位以内にも詐欺アプリが表示されています。

定額制(月額制)アプリにサクラはいないはウソ。
「定額制はサクラを雇う意味がないからサクラはいません」なんて豪語する人は多くいますが、定額制の更新の直前に「いいね」や「メッセ」をして期待を持たせるだけで更新する会員は大勢いるので、中にはそれを狙う詐欺アプリもあります。

運営会社が株式会社だからと安易に安心しない。
株式会社は簡単に作れます。そして株式会社名義で詐欺を行うサイトやアプリは別に珍しい訳ではなく、実体の無いペーパーカンパニーを詐欺サイトの名義にしている所は多いです。

「ランキング上位だから信じてしまった…」「定額制はサクラがいないって噂を信じてしまった…」「株式会社だからしっかりしてると信じてしまった…」こう後で後悔しても遅いので、詐欺サクラアプリの見分け方を覚えておきましょう。

見分け方は案外簡単ですよ。

詐欺サクラマッチングアプリの特徴

年齢確認しなくても自由にメッセできる。
年齢確認は任意ではなく義務です。出会い系サイト規制法で定められています。(名称は出会い系サイト規制法ですが、これにマッチングアプリも含まれます。)

メッセ1通101円以上。
1通200円~300円など超高額の詐欺アプリは未だに多くありますが、99%詐欺サクラアプリです。(200以上のアプリを調査した上での確かな結果です。)

アプリ運営の代表者氏名が個人名義。
アプリ・サイトの運営が会社名義ではなく個人名義の場合は注意が必要です。また、架空の会社名を適当に書いているだけの詐欺アプリも大量にあります。

*見抜き方:運営会社をグーグル検索で検索して会社が出てこなければ危険と判断しましょう。

異性紹介事業届出の番号が明記されていない。
マッチングアプリは警察署に異性紹介事業の届出を出す必要がありますが、詐欺サクラアプリの多くはこの届出を出していません。

*「届出済み」と嘘を書くアプリもあるので、届出の番号まで記載してあるアプリ以外は信用しないようにしましょう。

問い合わせ先のアドレスがフリーメール。
会社概要やお問い合わせに明記されているアドレスが「★★@gmail.com」や「★★@yahoo.co.jp」などのフリーメールの場合は99%詐欺アプリです。
まともなアプリなら「@アプリ名.com」こんな感じのアドレスになります。

連絡先の交換ができない(文字化け)
詐欺アプリは連絡先の交換ができません。LINEのIDなども文字化けします。(正確にはサクラが「文字化けしてる」と嘘の発言をしてるだけです。)

*優良アプリでも1通目に連絡先を載せる事ができないアプリは多数ありますが、これは悪質業者対策なので例外です。

他にもありますが、この6つを回避すれば詐欺アプリに引っ掛かる事はほぼ0になります。

もし6つ覚えるのがしんどい場合は↓の1つだけ覚えておいて下さい。

覚えておきたい詐欺アプリ回避方法
↓    ↓

年齢確認無しで自由に使えるマッチングアプリは違法アプリなので、絶対に利用しないようにして下さい。(年齢確認は法で定められた義務です。)
    ↑    ↑
これを覚えるだけで詐欺アプリの8割位は回避できます。

サクラがいない優良なマッチングアプリの特徴

会員数が500万人以上のマッチングアプリ
溜まったクレームや警察の目を逃れる為に詐欺アプリは数年~5年前後で名義を変えます。
その為、会員数を増やす事ができません。

運営歴が10年以上のマッチングアプリ
詐欺アプリの多くが数年~5年前後で名義を変えるので、同じ名義で10年以上運営していれば詐欺アプリの可能性は極めて低くなります。

サクラがいない優良なマッチングアプリの特徴:例外① 上場企業が運営しているマッチングアプリの場合

前項に該当しなくても、グーグル検索でヒットする上場企業が運営しているマッチングアプリなら健全に運営している可能性が高いです。

ですが、「上場企業運営=出会いやすい」とは限りません。

マッチングアプリ業界(出会い業界)には出会いのノウハウが必要です。
運営元や親会社の資本力が強くても、出会いのノウハウが無ければアプリは賑わいませんし会員が少なければ出会えません。

これは1つの例ですが、サイバーエージェントは関連企業から様々なマッチングアプリをリリースしています。

その中で有名なのは「タップル」ですが、「mimi」や「トルテ」などいまいち伸びずに閉鎖したアプリもありますし、「クロスミー」のように会員数が伸び悩んでいるアプリもあります。

結局の所、親会社や運営会社どうこうではなく、実際に運営する人間(実働部隊)が有能かどうか次第だと言えます。

詐欺アプリじゃなくても出会えないアプリなら使う意味ないですよね。

サクラがいない優良なマッチングアプリの特徴:例外② 優良マッチングアプリの関連アプリ

ペアーズが新たにペアーズエンゲージを立ち上げたように、同じ名前を使っていれば利用者側もすぐわかりますが、中には全く別の形として新規アプリを立ち上げる所もあります。

PCMAXの関連会社が立ち上げたaocca(アオッカ)がこれにあたります。

PCMAXがアダルト特化なのに対して、aocca(アオッカ)は若い世代向けの恋活マッチングアプリです。

「PCMAX=エロ」のイメージが強いので、そのイメージを切り離す為に別名義で立ち上げたとみるのが自然かもしれません。

aocca(アオッカ)の運営歴はまだ浅いですが、出会いのノウハウを知り尽くしたPCMAXの関連アプリだけあって会員数の上昇率やクチコミ評価もよく、今後大きく成長しそうです。

詐欺アプリの可能性が低いマッチングアプリの見分け方

  1. 会員数が500万人以上のマッチングアプリ
  2. 運営歴が10年以上のマッチングアプリ
  3. 有名上場企業が運営しているマッチングアプリ
  4. 優良マッチングアプリの関連アプリ

この4つを覚えていれば詐欺アプリに引っ掛かる事はほぼ0になりますが、4つ覚えるのがしんどい場合は↓の1つだけ覚えておいて下さい。

覚えておきたい詐欺アプリ回避方法
↓    ↓
使うなら会員数500万人以上のアプリだけ!
↑    ↑

これを覚えるだけでほとんどの詐欺アプリを回避できます。

詐欺マッチングアプリ、サクラマッチングアプリに騙された時の対処法

大事な事は騙された証拠(メッセや入金した記録など)を保管しておく事です。

運営のお問い合わせに文句を言わない。
運営に文句を言うと強制退会させられる事があり、強制退会させられると詐欺の証拠(メッセ文章など)を見る事ができなくなります。

退会しない。
退会してしまうと詐欺の証拠(メッセ文章など)を見る事ができなくなります。

アンインストールしない。
上記同様詐欺の証拠(メッセ文章など)を見る事ができなくなります。

サクラに強い弁護士に無料相談の電話をする。
詐欺の証拠を見る事ができる状態を維持したまま、サクラに強い弁護士をネットで検索し無料相談の電話をして下さい。

「弁護士=高額」このイメージがあると思いますが、無料の電話相談できる所は沢山ありますし、事件化を嫌うサクラ側が大人しく返金してくれるケースも多いと聞きます。

その為にものように証拠を見る事が出来る状態にしておく事が大事です

*消費者センターや警察より弁護士の方が効果的です
消費者センターも一定の効果はありますがプロではありません。
警察にサクラ被害を訴えてもほとんど相手にしてもらえません。(民事不介入なのでお金を返金してくれる事はありません)

詐欺アプリと警察絡みの余談ですが、詐欺サイト・アプリが1番嫌うのが京都府警のサイバー犯罪対策課です。
京都府警はサイバー犯罪に極めて強いので、日本最大級の詐欺サイトグループでも「京都在住者はターゲットにするな!」と御触れが出るほどに恐れられています。

詐欺サクラマッチングアプリの末路。サクラはアルバイトでも逮捕されます

2012年に「Dream Mail」を運営する「株式会社KING」の経営者とアルバイト男女12名が逮捕され、組織犯罪処罰法の対象としてアルバイト従業員ですら逮捕→実刑となりました。(実質的経営者は懲役12年、代表取締役は懲役10年と極めて重い内容です。)

2013年には「出会いビービーズ」運営のガレージインク関係者7名を逮捕、「グラデーション」や「らぶてろ」を運営する「アグライアジャパン」関係者8名逮捕、「ウイングネット」関係者9名逮捕。

一気に立て続けに逮捕が続き「アルバイトレベルなら大丈夫なんじゃないの?」と言った空気が蔓延していたサクラ業界に激震が走ります。

その後も「フェニックス」関係者34名逮捕、大規模グループ「フリーワールド」代表者の逮捕など頻繁に逮捕され続けています。

特にフリーワールドの一件では、海外に出国していた同社代表に対して、旅券返納命令を通知し帰国した際に逮捕とかなり本気の動きで捕まえています。

大きく報じられる事は少ないですがその後も逮捕された例は多数あります。

運営歴が長い大手アプリ・サイトにはサクラはいない?

過去を紐解くと疑わしい話が山ほど出てくる所もありますが、少なくとも今現在は大手優良アプリ・サイトとされる所でサクラを雇っている所はありません。

前項で記載したように、サクラを雇って組織的に詐欺を行って逮捕された場合は運営サイドの人間は10年近く懲役を受ける可能性があります。

また、フリーワールドの一件からもわかるように、逃げても逮捕されますし、身代わりとして名義だけの人間を用意しても「実質的経営者」としてすぐバレます。

「サクラがバレたら信用に傷がついて売り上げが下がる」と言ったお金の話どころではなく、10年刑務所に行くかもしれないリスクを考えると、有名な所ほどサクラを使えない状態とも言えますね。

詐欺サクラアプリの見分け方 まとめ

最低限これだけは!って部分を再度まとめておきます。

年齢確認しなくても平気なマッチングアプリは違法アプリ。
②できるだけ会員数500万人以上かつ運営歴10年以上のアプリに限定して利用する。
③もし詐欺被害にあったら、退会や削除せずに弁護士に相談する。

悪質な詐欺サクラマッチングアプリが多いのは事実ですが、しっかり出会える優良なマッチングアプリもちゃんとあります。

会員数が多いマッチングアプリはちゃんと出会える優良マッチングアプリだからこそ会員数が増えているので、「有名だから使わない」と逆張りせずに、自らの安心と安全そして出会いの為にちゃんとした大手優良マッチングアプリの利用を強くオススメします。

大手の優良マッチングアプリなら安心安全で案外簡単に出会えますよ。

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