マッチングアプリのクチコミを見ていると「キャッシュバッカー(CB)」と言う単語を目にする事もあると思います。
大手アプリ・サイトでは利用する上で貯まるポイントを現金などに変える事ができます。
それら金品を目的としたポイント稼ぎ会員(キャッシュバック狙い)の事をキャッシュバッカーと呼びます。
マッチングアプリのサクラとキャッシュバッカー(ポイント稼ぎ)の違い
どちらも実際に会う事はできなないので混同されがちですが、全く別の存在です。
キャッシュバッカーは、出会い系サイトやマッチングアプリのキャッシュバックシステムを悪用し金銭を稼ぐ個人を指します。
大手優良アプリでサクラを雇っている会社はありません。
大手がサクラを雇わない理由は→コチラ←
(↑当該項目までスクロールします↑)
メッセで稼ぐキャッシュバッカー(ポイント稼ぎ)はほぼ0
アプリのクチコミを見ると、「キャシュバッカーばかりで出会えない」と言った書き込みを見る事もありますが、実は大手優良アプリ・サイトほどキャッシュバッカーは少ない傾向にあります。
特にメッセの送受信で稼ぐタイプのキャッシュバッカーはほとんど絶滅しています。
(*大手優良アプリ・サイトに限り)
メッセ以外の部分、例えば写メ日記や通話機能では今でもキャッシュバッカーの疑い濃厚な会員もいます。
利用者の疑問


少ない!?嘘つけ!
ネット記事にキャッシュバッカーに気を付けろ!って書いてあったぞ!?
答え:キャッシュバッカーはごく少数ですが存在します。
ですが、ネット記事の大半はウソを付いて不安を煽っているだけです。


ウソってどう言う事だ?!
答え:ウソを付いて別のアプリを勧め、その別のアプリからお金を貰ってるからです。
詐欺師の定番の手法


Aアプリはキャッシュバッカーが多いからBアプリがオススメですよ!!
(Bアプリからお金を貰ってるからBを勧めたい)
こうやって別のどこかを危険扱いする事で、自分が推したいアプリを安全だと認識させるやり方です。
「不安を感じさせて誤認させる」これ詐欺師がよくやる定番ですね。
この後説明しますが、「メッセで稼ぐキャッシュバッカーはほぼ絶滅状態」です。
日記や通話(おしゃべり機能)にキャッシュバッカーがいる理由
メッセのキャッシュバッカーがほぼ0な理由は単純に手間の問題です。(後述しますがメッセだと1000円稼ぐだけでも相当な労力が必要です)
それに対して日記や通話の場合は、ごく短時間で済み手間も大して掛かりません。
日記の場合
1つ作成し「Aアプリ」「Bアプリ」「Cアプリ」「Dアプリ」と複数で使い回して投稿し後は放置でOKなので手間が掛からない。
通話(おしゃべり機能)
メッセに比べ短時間で済む。メッセより効率がいい。
大手マッチングアプリにキャッシュバッカー(ポイント稼ぎ)が少ない理由
2020年現在、大手優良アプリ・サイトのキャッシュバックで美味しい思いをする事は現実的ではありません。
*過去には大量のキャッシュバッカーに汚染されていた時期がありました。これに関しては後述させていただきます。
1つずつ簡単に解説していきます。
キャッシュバッカーが稼げない理由①換金率が悪い
悪質アプリなら高額な所もありますが、大手優良アプリだとまるで稼げません。
(一覧の中で最高額のJメールでも1000円稼ぐのに143往復も必要)


1時間に143往復と尋常じゃない数のメッセをしてやっと時給1000円です…
(そもそも1時間に143通もメッセはきません)
さらに
上記6つはポイント制アプリなので、「内容の無い適当返信」では相手からメッセが来なくなります。
またポイント制アプリは1人あたり5~10通前後でLINE交換するのが主流なので、10通以上会話を引っ張るのは至難の業です。
後述しますが、同じ事をやってバカみたいに稼げる場所があります。
にも拘わらず、1通10円以下でチマチマ稼ぐ人なんていませんよ。
キャッシュバッカーが稼げない理由②運営が厳しい
メッセを往復させる為にはエロで釣るやり方が最も簡単です。
他人の写メを悪用して少しずつ脱いだりすれば返信は来ます。(それでも稼ぎはたかが知れてますが…)
昔はこう言う悪質なキャッシュバッカーが多くいましたが、今の大手優良アプリ・サイトだと「悪質」と判断された場合は強制退会濃厚です。
「正当に利用した上で自然に貯まったポイントはOK」
「明らかにポイント狙いの騙し行為はNG」
こう言った具合です。
運営側が不適切だ!と判断すればキャッシュバックはされません。
当然他人のエロ写メを悪用するのもNGです。
アプリ運営サイドが悪い評判を払拭する為に、悪いキャッシュバッカーを締め出し始めた事でキャッシュバッカーは激減しています。
キャッシュバッカーが稼げない理由③他に儲かる場所がある
ライブチャットの方が圧倒的に儲かります。
アプリでキャッシュバックを狙うのが馬鹿らしく感じる位に稼げます。
よくある疑問


ライブチャットって裸でオナニーしなきゃダメなんでしょ!?
答え:その必要はありません。
脱ぐなどのアダルト要素一切無しでも出来ますし稼げます。


顔を出したくない…声もやだ…
答え:その必要はありません。
顔を出さずに、声を使わずメールだけでも出来ますし稼げます。
パソコンやスマホを使ったテレビ電話のようなものです。
音声で会話もできますし、チャット機能を使う事でメールのような文字の会話もできます。
●スマホ1つでできる
●顔を出す必要ナシ
●脱ぐ必要ナシ
●音声チャットの必要ナシ
●メールだけでもできる
*細かい部分はライブチャットの会社によって変わります。
動画や音声を使わずにメールで稼ぐ事もできます。
ライブチャットの収益(稼ぎ)
わかりやすくマッチングアプリと比較してみます。
顔を出さずに音声を使わず、メールだけとやってる事は同じなのに、場所を変えるだけでこれだけ稼ぎが違います。
よくある疑問


出会わないライブチャットに課金してまでメールする男がいるわけないだろ!
↑ ↑
これは古い考えです。
答え:youtubeの流行や投げ銭システムが一般に浸透した事もありライブチャット業界の人気は右肩上がりです。
ライブチャットに登録せず個人で配信している女性も大量にいる時代です。
後述しますが、「会う話」「エロ話」これらを一切無しに稼げるのがライブチャットです。
ライブチャットの方が働きやすい
ライブチャットにおいて女性はいわゆる商品なので、悪質な発言をする男性をブロックするなど運営が女性を守ってくれるなど、女性が働きやすい環境と言えます。
その上で1通の単価が高額なので、動画や音声無しでメールで稼ぎたい人もライブチャットで稼いでます。
ライブチャット=エロではない
ライブチャットと聞くと、裸になって局部を見せて…と過激なライブチャットを連想するかもしれませんが、脱がない「ノンアダルトライブチャット」は数多くあります。
個人の配信なんかでも、脱がずに普通に喋ってるだけで人気がある人は多いですよね。
それと同じで、別にエロを求めていない人はかなり多いです。
★脱がなくていい。
★顔を出さなくていい。
★年齢などは好きに設定できる。
余程高齢でもない限り、女性であれば誰でも簡単にそして安全に始められます。
わざわざマッチングアプリ・サイトで運営の顔色をうかがいながら、メッセで微々たる小銭をかき集める必要がなくなったと言えます。
メッセで稼ごうとするキャッシュバッカーは絶滅危惧種
①~③の理由でマッチングアプリ・サイトのメッセでキャッシュバックを狙う人は絶滅危惧種レベルで激減しています。(*手間の都合写メ日記にはキャッシュバッカーらしき人もいます)
ではなぜ今でも「キャッシュバッカーだらけだ!」と言う人が存在するのでしょうか?
次にこの3つを解説させていただきます。
キャッシュバッカー(ポイント稼ぎ)に汚染されている時代もあった
過去に「出会い系サイトのキャッシュバックは稼げる」と言われた時代がありました。
(高額稼げる訳ではなく、「稼げる」と言う触れ込みで人を釣って紹介料を稼いでいただけです)
当時は「携帯電話1つできる」「誰でもできる」「ノルマなし」こう言う副業が珍しかった事もあり、多くの人が飛びつきました。
もちろんキャッシュバックで生計を立てるなんて非現実です。
ですが、「稼げる」と言う言葉に釣られた人達は稼げない事実を知りません。
- 誤解稼げると勘違いして登録
- 実行キャッシュバック狙いで頑張る
- 撤退稼げないと気付き撤退
1人がキャッシュバックを頑張る時期は短期間ですが、短期間に大勢が登録すればキャッシュバッカーの割合は高くなります。
この頃にキャッシュバッカーに引っかかるとダラダラとポイントを使わされて…なんて事もありました。
そもそもキャッシュバック制度がある理由
そもそもなぜキャッシュバック制度があるのか?!
これは携帯電話の「パケット通信料」と大きく関係します。
今では通信各社ネット接続料が安いプランが当たり前になりましたが、かつては違いました。
2000年頃だと、頻繁にネットに接続する人は1ヵ月の携帯料金が5万円以上なんてよくある話で、「パケ死」と言う言葉が流行った位です。
頻繁に利用する人ほどパケット通信費が掛かりました。
これに対して、よく使ってくれる利用者に対する優遇措置として産まれたのが「キャッシュバック制度」と言われています。
稼ぐ為の制度ではなく、パケット通信費で損しすぎない為の救済策。
利用者への配慮から生まれた優良企業のみが実施していた救済策。
今では通信各社の企業努力もあり、「パケ死」はほぼ無くなりました。
なので、今となってはキャッシュバック制度は過去の遺産と表現できます。
キャッシュバック制度が有るアプリと無いアプリの違い
単純に生まれた時代が違うだけです。
2000年頃の「パケ死」が頻発していた時代から続いているアプリ(当時はサイト)は今でもキャッシュバック制度を継続させている所が多いです。
それに対し、スマホが台頭してきて以降に生まれたアプリではキャッシュバック制度を採用しているアプリはほぼありません。
今でもキャッシュバッカー(ポイント稼ぎ)被害のクチコミがある原因
3つそれぞれを解説していきます。
キャッシュバッカーのクチコミの原因①規制前に騙された人
規制時期のずれ
悪質キャッシュバッカーへの規制ですが、ハッピーメールやPCMAXのように相当前から厳しくし始めた所もあれば、ここ最近厳しくし始めたアプリやサイトもあります。
厳しくなる前にキャッシュバッカーの被害に合った人は、厳しくなった後でもそのイメージを持ち続けます。
実際にはもう中身は様変わりしていても、当人はそのアプリを毛嫌いして中身を見ませんから気付きようがありません。
SNSなどでそのアプリの話題が上がってる時に「あそこはキャッシュバッカーだらけだぞ!俺は騙されたんだ!」と何年も前の話を言い続ける人がいたりもします。
キャッシュバッカーのクチコミの原因②キャッシュバッカーのせいにしてる
優良アプリ・サイトでも「登録すれば100%確実に理想の異性と会える」と保証されている訳ではありません。
アピールやトーク力がなければ、出会えないままになる人もいます。
具体例①
登録したら絶対に出会いがあると勘違いしている男性。
現実:出会えるかどうかは自分次第です。
具体例②
マッチングした相手とは必ず出会えると勘違いしている男性。
現実:マッチングしただけで出会い確定は気が早すぎます。
具体例③
マッチングした相手とは必ずメッセできると勘違いしている男性。
現実:マッチング後のアピールが微妙ならメッセのやり取りは始まりません。
具体例④
必ずLINE交換できると勘違いしている男性。
現実:「LINE交換してもいいかな」と思わせられなければ連絡先交換はできません。
具体例⑤
メッセし始めただけで「出会い確定」と勘違いしている男性。
現実:「会ってもいいかな」と思わせられなければ出会えません。
具体例⑥
メッセし始めたらどんなトークでも絶対に盛り上がると勘違いしている男性。
現実:キャバクラじゃないんです。トークのリードが下手なら会話は盛り上がりません。
中には出会えなかった理由を、自分ではなく相手にあると考える人もいますよね。
そうした方達は「サクラに騙された」「キャッシュバッカーに騙された」と言いがちです。
アプリ攻略系の記事ならどこでも書かれている事ですが、自分のプロフ項目の全てを埋めたり写メを載せたりは大前提で、その上でメッセ(トーク)で気が合うかどうかが大事です。
「出会いを探している女性」はいても「誰とでも会う女性」はいません。
典型的な間違った認識
下記は実際にアプリのレビューに書かれていた、キャッシュバッカー被害を訴える男性の書き込みです。


よく考えて下さい。
本当に出会いたいならメールはそこそこで会いたいと思う気持ちになりませんか?なのに女性はクールです。
前後を省略しましたが、メッセのやり取りをしたのに相手がキャッシュバッカーだから会えなかったと憤慨している方の「相手をキャッシュバッカーを断ずる理由」の抜粋です。
こう言った、自分の人間力の無さを棚上げし、出会えない理由を「サクラだ!」「キャッシュバッカーだ!」と言い訳する人は非常に多いです。
この人のように「お互いを知るより会うのが先」や「会えばお互いの事が分かるんだからまず会うべきだ」など、こう考えている男性は割と多くいますが会話無しに出会おうとするのは失敗の素です。
「出会いを探している女性」はいても「誰とでも会う女性」はいませんよ。
ちゃんとアピールして相手に合わせたトークが出来る方なら簡単に出会っていますし、そうじゃなくてもしっかり話せば高確率で出会えるのが今のマッチングアプリです。
大手優良アプリ・サイトを使い、アダルト写メ日記や通話機能を使わなければキャッシュバッカーに遭遇する確率は極めて低いので、積極的に自分をアピールして楽しい出会いを見付けて下さいね。
ウソを書くネット記事のせい
これ非常に多いです。
一方的に不安を煽り、自分が登録させたいアプリへの登録を促す詐欺師がよくやる手法です。
キャッシュバック制度やキャッシュバッカーが稼げない事実はこの記事で説明した通りです。
ですが、ウソを書く人は現実を見ずに「キャッシュバック制度がある=危険」と平気で言います。
そして自分が登録させたいアプリをプッシュします。
理由は簡単です、そのアプリからお金を貰いたいからです。
この手のウソ記事を書く人達に取って大事な事は「真実を伝える事」ではなく「お金を儲ける事」です。
そのため平気でウソを付きます。
典型的なウソ
いくつか典型的な例を挙げておくので参考にしてみて下さい。
サポート(安全性)に対してのウソ


定額制アプリは365日24時間サポートで安全!
ポイント制アプリはサポートがずさんで危険!
もちろん現実には違います。
「ハッピーメール」「PCMAX」「ワクワクメール」などはポイント制アプリの定番ですが、365日24時間対応してくれます。
サクラの有無に対してのウソ


定額制アプリにはサクラはいません!
ポイント制アプリはサクラの巣窟です!
もちろん現実には違います。
定額制マッチングアプリにもサクラを使うアプリはあります。
「有料期間」が終わる直前にサクラを差し込めば高確率で追加課金し期限を延ばすので、手間なく簡単に騙せます。
ですが、サクラを使うのはごく一部です。
運営の場所など実態を晒した状態でサクラ行為を行うマッチングアプリは滅多にありません。
(これただのバカです)
一般の方が思う以上にサクラの罪は重いので、ちゃんとした企業ほどサクラを使わない運営を行います。
捕まらずに10年以上運営を継続していればサクラ無しと判断できます。
大手優良アプリでサクラを雇っている会社はありません。
大手がサクラを雇わない理由は→コチラ←
(↑当該項目までスクロールします↑)
マッチングアプリの概念に対してのウソ
これ多いですね。
「マッチングアプリとは月額制のメッセ無料のアプリの事です」こんなウソを平気で言いますが、こう書く人には要注意です。
勝手なイメージを植え付けさせて、自分の金稼ぎの為に他のアプリを勧める典型的な手法です。
これが真実
マッチングアプリの概念には「定額制」「ポイント制」など課金方法は含まれていません。
希望に応じて希望に合う相手を引き合わせる(マッチングさせる)場所なので、課金方法は関係ありません。
ちなみにウーバーイーツ(UberEats)もマッチングアプリです。
(フードデリバリーマッチングアプリに分類されます)
【配達可能なエリア内】で【提供可能な料理】を出すお店
【配達可能なエリア内】で【今食べたい料理】を探すお客
この両者を引き合わせる(マッチングさせる)マッチングアプリです。


月額制=マッチングアプリ、ポイント制=マッチングアプリじゃないとウソを付く人の記事には十分に注意してくださいね。
マッチングアプリのキャッシュバッカー(ポイント稼ぎ)のまとめ
キャッシュバッカーとは?
運営とは別のキャッシュバック制度を悪用しお金を稼ぐ個人。(サクラとは違います)
今ではもう絶滅危惧種
過去には大量にいた時期があるが、今ではもう絶滅危惧種で滅多にいません。
いなくなった理由
稼げないからです。
ライブチャットなら同じ事をやるだけでバカみたいに稼げます。
今でもキャッシュバッカーが話題になる理由
1古い価値観をアップデートできていない人のせい。
2出会えない言い訳をキャッシュバッカーのせいにしている人のせい。
3ウソの記事で不安を煽り、特定のアプリを勧め金儲けする人のせい。
注意
ただしキャッシュバッカーは0ではありません。
メッセ以外の機能で稼ごうと頑張る人は今でも少数います。
(他の稼げる場所を調べようとする力すらない人達です)


不安に感じるかもしれませんが、「エロ日記」「エロ通話」を警戒しておけば簡単に回避できます。
2021年の時点で、メッセでキャッシュバックを狙って稼ぐのは非現実すぎます。
全く稼げません。
ただしこの事実を知らないと「キャッシュバッカーが不安…」といらぬ不安で二の足を踏み出会いを逃します…。
実際にはここでまとめた通り、絶滅危惧種と言えるほどに減少し滅多に遭遇はしませんから、いらぬ不安で出会いを逃す事無く、積極的に出会いを探してみて下さい。
マッチングアプリで警戒すべきはサクラやキャッシュバッカーではなく「業者」です。
(業者はどのアプリにも侵入する売春や詐欺を目的とする外部の人間です)
サクラと業者の違いや見分け方をまとめてあるので、こちらも参考にしてみて下さい。
備考欄 サクラで逮捕されると一発実刑の可能性大
大手優良アプリ・サイトでサクラを雇ってる会社はありません。(零細アプリの多くは詐欺アプリですが…)
サクラを雇えば会社が潰れる程度ではなく、高確率で一発実刑で刑務所行きです。(2012年のKING事件(ドリームメール)をキッカケにサクラ業界が激変します)


どうせ逮捕されるのは下っ端だけだろ?!
「偉い奴」はお咎め無しで会社の名前を変えてサクラ続けるに決まってる!!
こう勘違いしてる方も多くいますが、「逮捕される為に雇われた人員」だけではなく、悪質なら実質的経営者として「偉い奴」も逮捕される可能性大です。
過去に逮捕されたサクラの判例ですが、前科無し(初犯)で一発実刑を受けています。
主犯レベルだと実刑10年前後です。(アルバイトも逮捕されています)
重要人物が海外逃亡しても旅券返納命令を通知し帰国させ逮捕するなど、「会社が潰れる」どころではなく一撃で人生が終わります。
だからと言って詐欺アプリが無くなった訳ではないんですが、堂々と宣伝して商売してるアプリ・サイトはリスクが高すぎてサクラを雇う事はありません。
ハッピーメールにしてもPCMAXにしても他大手にしても、あまりに有名なので実際に誰が動かしているのかを警察がわからない訳がありません。
その為、たとえ逮捕用のダミー要員を用意しても意味がなく、サクラを雇って捕まれば経営陣は最悪執行猶予無しで一撃10年の懲役です。
他の事件と比較するとわかりますが、初犯で実刑、一撃十年、これは犯罪の中でも極めて重い部類です。
リスクが大きすぎますよね。
大手アプリ・サイトがサクラを使わないのは、もしかするとこのリスクが1番大きな理由なのかもしれません。
消費者センターや弁護士に相談して下さい。詐欺アプリの多くが個人からの返金要求はあっさり断ります。
ですが、消費者センターや弁護士経由だとほとんどの詐欺アプリが素直に返金に応じます。
返金に応じずに刑事事件に発展は避けたいので、「返金で話が済むなら返金してしまえ!」と言った発想です。
満額返金になるかどうかは交渉次第ですが、大体は詐欺アプリ側がだらだら時間稼ぎして減額させる方向で動いてきます。
これは「満額返すなら時間がかかる。でも半額だったら今すぐ返せるから半額返して決着にしないか?」などです。
ですが、今はサクラへの処罰が厳しいので、変に弱気にならずに要求すれば大体はサクラ(運営)が折れます。
さすがに懲役は嫌なんでしょうね。
ただし個人で返金を要求してもあしらわれる可能性が高いので、消費者センターや弁護士などプロの力を借りてプロに任せる形で動くのが最適解と言えます。
1番は弁護士です。法のプロですから。
逆に消費者センターは親身になってくれても、所詮は知識がある素人に過ぎません。
大手優良アプリ・サイトはサクラを使わない運営をやっていますが、もしあからさまにサクラとわかる悪質なアプリである程度以上の額を騙された時は、プロの力を頼りましょう。
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